【注意!!】「屋根が壊れてますよ」に騙されないで!!

「屋根見せて」詐欺、最近増えています

国民消費者センターの調べによると、住宅に関するトラブルが昨年ついに1万件を超えたそうです。

中でも多いのが「屋根が剥がれかけているから、登ってしっかり見せてください」というものだとか。
ひどい業者は突然訪問してきて、強引に屋根に登っては、わざと壊して写真を撮ってきて
「ほら、ここ割れてるでしょ。雨漏りするから修理した方がいいよ」などという事例もあるようです。
先日も以前に外壁塗装の依頼をしていただいたお客様から、「知らない人が来て、屋根が悪いって言われたのだけど・・・」とご相談の電話がありました。
詐欺業者は、あの手この手で、特に年配の方が一人で在宅されている時間を狙ってやってくるようです。

この記事では、屋根の修理の際に起きやすい詐欺について、以下の情報をわかりやすく説明していきます。

・屋根修理の詐欺に多い手口
・詐欺に遭わないためのポイント

記事を読むことで、屋根修理の際に多い詐欺の手口を知り、被害に遭うリスクを減らせるでしょう。

1.詐欺に多い手口

詐欺の手口はパターン化していることが多く、主に以下の7つが挙げられます。

・工事前に費用の全額支払いを求める
・火災保険で費用が無料になると言う
・飛び込み営業で屋根の修理を勧める
・ついでを装って屋根点検を勧める
・メーカーのふりをして訪問してくる
・契約前に修理を行って代金を請求してくる
・キャンペーンをちらつかせる

1-1 工事前の全額支払い

工事が始まる前に、工事代金の全額を支払させようとするのは、悪徳業者と断定してもいいでしょう。
通常は工事完了後の一括請求、もしくは分割払いであることが多いです。
着工金として一部を施工開始時に支払うケースもあります。
費用を全額前払いさせる業者は、お金を受け取った後に連絡が途絶えるなど悪徳であることが多いです。

全額前払いを要求してくる業者への依頼はやめておきましょう。
 

1-2 「火災保険を使って無料でできますよ」

そもそも保険が適用となるかどうかは、保険会社との調査が必要となります。保険会社ごとに様々な条件のもと保険適用となるからです。目視だけ、業者だけでの調査で「火災保険が使えます!」と断定できるものではないのです。業者との契約の前に、加入している保険会社に確認をするようにしましょう。

1-3 飛び込み営業による修理の勧め

「屋根が劣化しています」「今すぐ修理が必要!」などと居住者の不安を煽って、すぐに修理を検討させようとします。はっきりと断る、居留守を使うなどむやみに対応しないようにしましょう。

1-4 ついでを装った点検商法

「近所で工事をしているついでに無料で屋根を点検してあげますよ」などサービスを装って点検したうえ、
「このままじゃ次の台風で屋根が飛んでしまう恐れが!!雨漏り始まってますよ」などと言って不安を煽っては、相場以上の高額な契約を迫ってきます。すぐに契約をせず、複数の業者から見積もりを依頼してみましょう。

1-5 メーカーのふり

建築を依頼したハウスメーカーや建材メーカーのふりをして、定期点検を装って屋根に登ろうとしてきます。
こういう時は、まずは社員証や名刺を確認しましょう。
きちんとしたメーカーが事前の連絡なしに突然、屋根の点検に来ることはありません。その時点で怪しいと考えましょう。
少しでも怪しいと思ったら、きっぱりと断って大丈夫です。

1-6 契約前に修理して請求する

無料の点検だというので、屋根を見てもらったら、契約もしていないのに勝手に修理をして請求をしてくるパターンも。
契約していないのに、お金を払う必要はありません。

トラブルを事前に回避するために、突然訪問してきた業者は屋根にあげないことが大切です。

1-7 キャンペーンをちらつかせる

「キャンペーン中なので工事費用が安くなる」や「キャンペーン中なのでプレゼントがある」といって工事の契約を迫ってきます。
仮にその時に提示された工事費用より安くなったとしても、相場価格よりも高く支払うことになる場合もあるので、その場ですぐに契約させようとするキャンペーンには飛びつかない方が無難でしょう。

突然訪問してきて、「屋根が浮いてますよ」「屋根、壊れていますね」「このまま放置しておくと大変なことになりますよ」などと、不安を煽るような言葉を何度も口にして強引に修理を進めてくるような業者は詐欺である場合もしばしば。その場ですぐに契約をすることだけは避けましょう。

2.詐欺に遭わないために

リフォーム詐欺に遭わないためには、事前に対処法を決めておくことが大切です。
おすすめの対処方法は次の7つです。

・怪しい業者は屋根に登らせない
・ホームページを確認する
・別の業者に相談する
・見積書の内容をチェックする
・修理箇所の写真をもらう
・契約を急かす業者は避ける
・営業の断り方を習得する

とはいえ、怪しい人は、いかにも怪しそうにはやって来ないもの。今どきはホームページだっていくらでも簡単に作れてしまいます。

一人でいる時には詳しい話は聞かずに、契約を迫られたときには「相見積もりを取ってから考えます」「家族が建築の仕事をしている」など、断り文句を決めておくことをおすすめします。

今回は屋根工事の詐欺について書きましたが、非常に残念なことに外壁塗装業者でも塗料を薄めたり下地工事の手を抜いたりと、クレームになっている詐欺まがいの工事を耳にすることがあります。
地域密着で地元で長く営業を続けていけるのは信頼感の証。不安を煽るような飛び込み営業マンがやってきた時には、その場ですぐに契約をせず、まずは信頼できる地元の業者に調査を依頼してみましょう。

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